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参考リンク
甜茶とエキナセア
花粉症対策で有名な甜茶と、アメリカインディアン御用達のエキナセア。どちらも代表的な健康茶です。
甜茶について
中国では旧正月に一年の幸福祈願として飲まれている、甘くておめでたいお茶=甜茶ですが、中国各地で原料が異なります。
ユキノシタ科の臘蓮繍球(ロウレンシュウキュウ)アカネ科の牛白藤(ギュウハクトウ)、ブナ科の多穂柯(タスイカ)、バラ科の甜茶懸鈎子(テンチャケンコウシ)などが中国では甜茶と呼ばれています。
これらのうちで花粉症対策として有名なのは、中国南部の広西壮族自治区で飲まれている甜茶懸鈎子です。薬効を期待する方は成分表示に注意して選びましょう。
甜茶懸鈎子の特徴
- バラ科キイチゴ属植物の甜茶懸鈎子(テンチャケンコウシ)が原料となる甜茶は、中国では食欲増進、去痰、咳止め、解熱などに効果がある開胃茶として親しまれている。
- カフェインを含まない。
- 甘味成分は、しょ糖の100倍の甘さを持つルブソシド。カロリーは殆ど無い。
- 花粉症のようなアレルギー反応では、上気道粘膜の肥満細胞から放出されるヒスタミンなどの化学物質が鼻水、鼻づまり、くしゃみを引き起こすが、これらの化学物質放出を阻害する働きがあるとされるGODポリフェノールが甜茶に含まれているという研究が、第44回日本アレルギー学会で発表されている。
- ルブソシドが多い(甘味が強い)ほど、甜茶のGODポリフェノール含有量が多いとされる。
甜茶の飲み方
「あつまれ!花粉症の仲間たち」さんによれば、ポリフェノールを充分抽出するためには、甜茶を沸騰したお湯で3〜5分煮出すそうです。甘くなればなるほど良いわけですね。
花粉症対策としては、花粉が飛び始める2週間以上前から朝昼晩に飲むのが良いらしく、飛び始めてからだと効果は今ひとつとか。
また、漢方的な処方では甜茶を煮出す時にクコの実を一緒に入れたり、甜茶の茶葉をフライパンで煎って粉末にしたものを1日に一匙分、水で服用するとより効果があるそうです。
エキナセアについて
エキナセアはキク科のムラサキバレンギクのことで、エキナケアまたはエヒナセアとも呼ばれます。
エキナセアは先住アメリカインディアンが古くから使用してきたお茶で、風邪やインフルエンザに対する症状の軽減と早期回復の効果があるとされ、アメリカでは現在も非常にポピュラーなハーブです。
また、19世紀末にはヨーロッパにも紹介され、特にドイツでは盛んに研究が行われて、現在では医薬品として承認されているそうです。
エキナセアの特徴
- 9〜14品種あるエキナセアのうち治療薬としての有効性が高いのは、“Echinacea purpurea”“Echinacea angustifolia”“Echinacea pallida”の三種類。
- 有効成分はシコリック酸(多糖類)、アルカミド(ドデカ四酸イソブチルアミド)、ポリサッカロイド、フラボノイドなど。
- エキナセアの有効成分が、体内でのサイトカイン生成促進、NK細胞の活性化といった免疫賦活、抗ウィルス活性化作用を持つことが解明されている。
- 現在ではHIV治療薬としての研究も行われている。
またエキナセアは短時間に免疫を強化すると同時に肥満細胞を鎮静させる効果もあるそうで、花粉症対策で飲まれている方もいるようです。
こうなると免疫反応を促進させると言うよりも、正常化させると言った方がよいのかも知れませんね。
エキナセアの注意点
さすがに研究が進んでいるので、薬効と共に注意事項も多めです。
- 免疫賦活作用を持つエキナセアは免疫抑制作用を減弱させるので、免疫抑制作用のある医薬品(糖質ステロイド、シクロスポリンなど)との併用を避ける。
- ドイツ保健省の植物治療薬指針(Kommission E:植物治療と薬用植物を担当する委員会)では、免疫系に影響を与えるため、自己免疫疾患(慢性関節リウマチなど)の患者はエキナセアを使用しないよう警告している。また、肺結核やエイズの患者も使用を避けるほうが良いと言われている。
- エキナセアは長期使用により肝毒性を示す可能性があるので、肝毒性のある医薬品(蛋白同化ホルモン、アミオダロン、メトトレキサートなど)との併用を避ける。
- Kommission Eでは、続けて8週間以上服用しないように、と注意している。
- 菊科植物アレルギー患者は使用を控える。
エキナセアの飲み方
煮出した方が良い、などといったコツのようなものは特に見あたりませんでした。ポットに適量と熱湯を入れて3〜10分ほど蒸らすようです。
ローズヒップなどとブレンドしたり、蜂蜜を混ぜてもおいしいそうです。
甜茶もそうですが、とりあえずパッケージの飲み方を参照しましょう。
ついでに・・・
エキナセアと違って、甜茶についての副作用などは認められていないようです。
臨床試験の結果なのか単に研究されていないのかは分かりませんでしたが、薬効が高ければ副作用の可能性もあるわけですから、あまり無茶な飲み方は控えた方が良いのかもしれません。
参考リンク
『ファーマシスト ドット コム:甜茶エキス』
『農林水産消費技術センター:甜茶』
『あつまれ!花粉症の仲間たち:甜茶の効果的な飲み方』
『Tara's Garden:ハーブよもやま話 Vol.6』
『米国補完代替医療推進協会:エキナセア』
『ARK:Care & Support』
『くすりのたいせい:健康食品辞典』
『ハーブサプリメントのニード:Other Medical Herb』
『ケンコーコム:エキナセアティー』
『ケンコーコム:甜茶』
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