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いつ頃から産休を取得するのかはマチマチ

産休をいつ頃取得するかは、家庭内の問題、事業所の問題が大きく左右します。例えば、家庭内の問題は、協力を得られるかがポイントになるでしょう。また、高齢で初産というなら、早産のリスクが高い傾向にありますから、いくら第二子、第三子というように出産に慣れているとはいっても早いうちから産休は取得すべきです。ちなみに、働いている人と早々に産休を取得して働いていない人では、流産・早産の相対危険度に違いがあるのかといえば、大差はありません。しかし、年齢的に言えばやはり高齢出産では差がつくでしょう。ムリは禁物です。また、働いているうんぬんでなく、産休を取得すべき理由はやはり母体保護にあります。特にストレスにさらされると、流産・早産のリスクは高まるようです。女性にとって男性社会の中で活躍していくのがストレスになるのならば、やはり早めに産休を取得しましょう。しかし、事業主が女性であり、女性ばかりの職場環境であるのなら、妊娠・出産・育児に積極的に協力してくれるでしょうし、家でストレスを溜め込むより、外へ出て適度に仕事をするほうが流産・早産のリスクは低くなる可能性があります。また、産休を取得するのであれば、賃金の問題が生じるでしょう。旦那さんの稼ぎによっては、義理の親や自身の親が支援してくれるでしょうか。そうしたサポートの手が有るか無いか、それがポイントになります。事業所の問題にもこの点が深く関わるでしょう。高齢出産のメリットがあるとすれば、様々な人生経験を積んでいます。経済的、精神的に落ち着いている傾向にあります。貯蓄もそれなりにあるでしょうから、産休・育休後に社会復帰するまでの生活費は切り詰めていけば問題にはなりません。ただし、事業所がサポートしてくれる保障はないので、信頼できる事業所に勤めておくのが無難です。ちなみに、優良事業所とよべるのは、出産祝いとなる手当を出してくれていますから、チェックしておきましょう。

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